酒を愛する大人たちが酒場をはしごする。酒量とともに饒舌になり、時にはぐだぐだになって記憶をなくすことも…。その一部始終を映すのが『酒とつまみと男と女』(BSジャパン 火曜21時~)だ。
進行役、ご意見番、ゲストにゆかりの街や行ってみたい場所などの酒場をはしごする。通称『酒つま』。聞き上手は落語家の春風亭一之輔(36才)と俳優の山崎樹範(40才)が交代で務める。ご意見番は不良隠居ことエッセイストの坂崎重盛さんと雑誌『古典酒場』編集長の倉嶋紀和子さんだ。
進行役の一人、一之輔によると、「昼からのロケでも普通に飲んでいる」んだそう。
「本気で飲んでいるから、ゲストは“え? 本当に飲んでいいの?”と驚く人が多いです。お酒が入るから、気が大きくなるのか、“この番組はいろんなことを話しすぎてしまうので怖い”というゲストもいるようです(笑い)」(一之輔)
酒好きのゲストが登場するゆえ、ついつい飲みすぎてしまうこともあった。
「浅草キッドの玉袋筋太郎さん(47才)と東京都中野区の居酒屋、スナックをめぐった時は、前後不覚になるぐらい飲んで、1軒目しか記憶がない状態でした。家に帰って、カミさんに怒られましたよ、“どんだけ飲んでいるんだ”って(笑い)」(一之輔)
また、意外と知られていない街の酒場も登場する。
「普段よく行く酒場でも“え、こんなところがあったんだ”って思う場所がありますし、その地域では意外だなと思うようなおしゃれなバーもあったりして、行くたびに発見がある。あとね、一応、酔っ払いもTPOはわきまえていて、居酒屋では人生を語ってみたり、ワインバーでは気取った会話をしたり、スナックでははじけてみたり。酔っぱらいもその場その場で楽しみ方が違うんだなって思ってもらえれば」(一之輔)
見ると飲まずにいられなくなるので、お手元に杯をお忘れなく!
※女性セブン2014年10月16日号