フジテレビの生野陽子アナ(30)が『めざましテレビ』を卒業する日(9月26日)、同僚である中村光宏アナとの「結婚発表」まで同時に行ない、自らスクープを提供する形になった。しかし、生野アナの新職場である『スーパーニュース』の関係者からは「さすがにやり過ぎ」という批判もある。
「生野アナはただでさえバラエティのイメージが強い。これから報道メインで硬派にやっていこうというタイミングなのに、局をあげてタレント的な扱いをするのはどうかという声も上がっています。
今回の配置換えは『めざましテレビ』を立ち上げた鈴木克明・常務のプッシュが大きかったといわれている。上層部は生野アナに“報道色”をつけさせようと、『スーパーニュース』配属直後から御嶽山に現地取材に行かせましたが、果たしてイメチェンがうまくいくかどうか……」(『スーパーニュース』関係者)
現場の心配をよそに、『スーパーニュース』は安藤優子キャスター(55)、椿原慶子アナ(28)、生野アナの女性3トップを前面に押し出している。別の報道部門関係者の話。
「指導が厳しいことで有名な安藤優子さんとの関係は今のところ良好です。緊張でカチコチの生野アナに、安藤さんは“優等生過ぎる! もっと素を出しなさい!”と愛の鞭を入れていましたね。まァ、安藤さんの前で素をさらけ出せる女子アナはいませんけど(笑い)」
9月29日の改編初日の視聴率こそ6.8%と前週より1%以上高かったものの、火曜日以降は以前と変わらず。“ショーパン効果”が現われるのはまだまだ先か。
※週刊ポスト2014年10月17日号