芸能

深田恭子「こんな役柄はNG」でドラマ監督降板 現場ピリピリ

 初の弁護士役に挑戦する深田恭子(31才)と、6年ぶりに民放連ドラに出演する寺島しのぶ(41才)の初共演。演出は『君に届け』『近キョリ恋愛』などの話題映画を手がけてきた人気監督の熊澤尚人氏。これが初めてのテレビドラマ演出になる…はずだった。

 10月21日にスタートするドラマ『女はそれを許さない』(TBS系)は、内容はもちろんのこと、そんなニュースが満載で大きな注目を集めていた。しかし今、同ドラマのホームページから熊澤氏の名前がすっかり消えているのだ。

「実は熊澤さんは9月に入って正式に降板したと聞きました。クランクイン直前になって深田さんサイドから、役柄の設定について変更要請が入って大モメしたそうです。もともとはドジな女性の奮闘を描いたドラマだったんですが、彼女はどうしてもその役が気に入らなかったようなんです。30代に入ってイメチェン中ですからね…」(テレビ局関係者)

 確かに今年に入ってから深キョンはこれまでのチャーミングな癒し系とは真逆の路線をいっている。2月には『FRaU』(講談社刊)で下着姿になり大人の魅力を魅せつけた。また最近では『GOETHE』(幻冬舎刊)で、つまらないミスにひとりで逆ギレするような知性とプライドを備えた秘書に扮し話題になった。

「深田さんが女優風を吹かせるのはかまわないんですが、それってもう少し前に言えたと思うんですよ。主演である彼女の役柄変更となると、結局すべての脚本を書き直す必要が出てきますから、すべての出演者の役柄、台詞もちょっとずつ変わってきますよね。特に寺島さんとの掛け合いがドラマの見所のひとつとなっていますから彼女への負担は大きかったはず」(前出・テレビ局関係者)

 これに対して、寺島としても納得行かないところもあったはずだ。

「久々のドラマの現場で、主演というだけでキャリアも年齢も下の深田さんに振り回されて、寺島さんだって降板したい思いだったと思いますよ。でも熊澤さんのかわりに立った新たな演出家が昔からの友人だったことで、彼を助けたいという思いのほうが強くなったそうなんです」(芸能関係者)

 ドラマの撮影も、かなり遅れているようだ。

「脚本家も急遽もうひとり追加になったそうですが、10月に入ってやっと1話が撮り終わったそうです。こんなにピリピリした現場はそうそうないと思いますよ。今のところ寺島さんと深田さんが直接対決することはないんですが、“仏の顔も三度まで”ですよ。寺島さんは今、深田さんの動向を鋭い視線でギラッと観察しているような感じだそうです」(前出・芸能関係者)

※女性セブン2014年10月23・30日号

関連記事

トピックス

自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
《中山美穂さん死後4カ月》辻仁成が元妻の誕生日に投稿していた「38文字」の想い…最後の“ワイルド恋人”が今も背負う「彼女の名前」
NEWSポストセブン
工藤遥加(左)の初優勝を支えた父・公康氏(時事通信フォト)
女子ゴルフ・工藤遥加、15年目の初優勝を支えた父子鷹 「勝ち方を教えてほしい」と父・工藤公康に頭を下げて、指導を受けたことも
週刊ポスト
山口組分裂抗争が終結に向けて大きく動いた。写真は「山口組新報」最新号に掲載された司忍組長
「うっすら笑みを浮かべる司忍組長」山口組分裂抗争“終結宣言”の前に…六代目山口組が機関紙「創立110周年」をお祝いで大幅リニューアル「歴代組長をカラー写真に」「金ピカ装丁」の“狙い”
NEWSポストセブン
「衆参W(ダブル)選挙」後の政局を予測(石破茂・首相/時事通信フォト)
【政界再編シミュレーション】今夏衆参ダブル選挙なら「自公参院過半数割れ、衆院は190~200議席」 石破首相は退陣で、自民は「連立相手を選ぶための総裁選」へ
週刊ポスト
中居正広氏と報告書に記載のあったホテルの「間取り」
中居正広氏と「タレントU」が女性アナらと4人で過ごした“38万円スイートルーム”は「男女2人きりになりやすいチョイス」
NEWSポストセブン
Tarou「中学校行かない宣言」に関する親の思いとは(本人Xより)
《小学生ゲーム実況YouTuberの「中学校通わない宣言」》両親が明かす“子育ての方針”「配信やゲームで得られる失敗経験が重要」稼いだお金は「個人会社で運営」
NEWSポストセブン
『月曜から夜ふかし』不適切編集の余波も(マツコ・デラックス/時事通信フォト)
『月曜から夜ふかし』不適切編集の余波、バカリズム脚本ドラマ『ホットスポット』配信&DVDへの影響はあるのか 日本テレビは「様々なご意見を頂戴しています」と回答
週刊ポスト
大谷翔平が新型バットを握る日はあるのか(Getty Images)
「MLBを破壊する」新型“魚雷バット”で最も恩恵を受けるのは中距離バッター 大谷翔平は“超長尺バット”で独自路線を貫くかどうかの分かれ道
週刊ポスト
約6年ぶりに開催された宮中晩餐会に参加された愛子さま(時事通信)
《ティアラ着用せず》愛子さま、初めての宮中晩餐会を海外一部メディアが「物足りない初舞台」と指摘した理由
NEWSポストセブン
「フォートナイト」世界大会出場を目指すYouTuber・Tarou(本人Xより)
小学生ゲーム実況YouTuberの「中学校通わない宣言」に批判の声も…筑駒→東大出身の父親が考える「息子の将来設計」
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《妊娠中の真美子さんがスイートルーム室内で観戦》大谷翔平、特別な日に「奇跡のサヨナラHR」で感情爆発 妻のために用意していた「特別契約」の内容
NEWSポストセブン
沖縄・旭琉會の挨拶を受けた司忍組長
《雨に濡れた司忍組長》極秘外交に臨む六代目山口組 沖縄・旭琉會との会談で見せていた笑顔 分裂抗争は“風雲急を告げる”事態に
NEWSポストセブン