上原多香子(31才)の夫で、ET-KINGのTENNさん(享年35)が自ら命を絶ってから2週間。がらんとした自宅マンションで、彼女は夫とふたりでかわいがっていた犬の世話を、変わらず続けている。
「少し時間が経って、やっと落ち着いてきたかな、という状態ですが、以前の明るさを取り戻すにはまだまだ…。ひとりきりにはしておけないので、タカちゃんの友人やTENNさんのサッカー仲間が、かわるがわる彼女に会いに来ているんです」(上原の知人)
そんな上原は、自宅から車で20分ほどのところにあるTENNさんの実家に、足繁く通っているという。
「骨なんかもろても、何が起きるかわからんやん。半年後に別の人と入籍するかもわからんし。それなのにこれあったら足枷やろ」
女性セブン2014年10月16日号で報じられたとおり、姑は親族にそう漏らし、TENNさんの遺骨を上原に渡さなかった。
「早く息子の死を乗り越えてほしい」
そんな姑の思いは上原にも届いているという。
「それでも、そう簡単に忘れられるわけがありません。タカちゃんは、TENNさんのことを心から愛していましたから」(前出・上原の知人)
上原がTENNさんの実家を訪れるのには、もうひとつ大きな理由があった。芸能関係者が明かす。
「中学2年生のときに地元・沖縄を離れ芸能界デビューした上原さんには、“母親代わり”になった事務所関係の女性がいたんです。そのかたが、今から3年ほど前に亡くなった。すっかり落ち込んでいた上原さんを励ましたのが、TENNさんのお母さんだったそうです。いくらお母さんが“気持ちを切り替えてほしい”と願っても、上原さんのほうからTENNさんと、そしてお母さんから離れていくことは考えられないと思いますよ」(前出・芸能関係者)
※女性セブン2014年10月23・30日号