演劇界での長きにわたる貢献者・功績者に感謝の意を表して、5年に1度各分野の演劇人が一堂に会する『演劇人祭』が10月26日、歌舞伎座で開催される。歌舞伎界からは人間国宝・坂東玉三郎(64才)と市川中車こと香川照之(48才)が出演する。
「朗読劇ではありますが、今回は歌舞伎界を代表しての出演、しかも、玉三郎さんが直々に相手役に指名したということですから、異例の大抜擢でした」(梨園関係者)
だが、歌舞伎業好調の裏で女性セブン(7月31日・8月7日号)が報じた通り、香川の家庭には暗雲が…。
香川は1995年にCAだったA子さんと結婚。彼女は仕事を辞めて専業主婦となり、俳優として活躍する夫を支える献身的な妻だった。
しかし、A子さんにとって“寝耳に水”の出来事が起こる。2011年9月、香川が長男・團子くん(10才)とともに歌舞伎界入りを宣言、翌年6月にデビューを果たす。当初は梨園の妻として香川を支えていた彼女だったが、慣れない世界のしきたりにストレスをため込み、夫婦仲に溝が入り、ついには“家庭内別居”となってしまっていた。
團子くんに自分が継ぐことが叶わなかった「市川猿之助」の名跡を継がせるという夢のために選んだ歌舞伎界入り。だが、夢のために平穏だった家庭生活を失うこととなってしまったのだ。
そして家庭を顧みず、わが道を行く香川に対して、A子さんは更なる手段に出ていた。
「この夏にA子さんは香川さんに“もう中車の嫁は辞める”と宣言したそうです。彼女の“女将業ボイコット”には、みんな驚いています」(前出・梨園関係者)
実際、9月29日に行われた毎年恒例となっている『中車と團子を囲む会』には、彼女の姿はなかった。
「昨年までは香川さんの横に必ず並んでいたんですけどね…。でも香川さんは挨拶でも奥さんについて触れることなく、沈黙を決め込みました。参加者の中からは“いよいよ離婚か”なんて声も聞こえたほどです」(参加者のひとり)
※女性セブン2014年10月23・30日号