NHKの朝ドラ『マッサン』で、外国人ヒロインエリーの姑役を好演する泉ピン子(67才)。ピン子はすでにクランクアップしており、撮影が行われていた大阪から熱海の自宅に帰っている。
そんな10月上旬、ピン子は橋田壽賀子さん(89才)らとともに、馴染みのステーキ店にいた。9月11日のピン子の誕生日を1か月遅れで祝っていたのだ、
『マッサン』のヒットについて、気を良くして話していたピン子だったが、話題は今年3月に亡くなった宇津井健さん(享年82)の話に。『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)で宇津井さんが演じた岡倉大吉の娘役だったピン子。
「ピン子さんは宇津井さんの再婚相手のかたのことを“どうしても許せない!”とか“やっぱり財産目当てだった!”とか声を荒らげてました」(ピン子の知人)
宇津井さんの再婚相手は名古屋の高級クラブ『なつめ』のママ・文恵さん(80才)。ふたりは宇津井さんが亡くなる当日に入籍。わずか5時間足らずの夫婦生活だった。当然、この“亡くなる間際の再婚”は“財産目当て”と一部報道で伝えられた。しかし、これに対して文恵さんは、こう否定していた。
《2人できちんと話して“おたがいの遺産相続権は放棄する”と取り決め、息子さん夫婦にもきちんと伝えていました》(『週刊新潮』4月3日号)
ところが文恵さんは態度を一変させていた。
「文恵さんは宇津井さんの長男が家族と暮らしている都内の自宅を相続する権利が自分にもあると言い始めたんです」(宇津井家知人)
さらに遺産だけではなく、遺骨に関しても、長男は自分の母である前妻のお墓に入れたいと分骨を望んでいるのだが、文恵さんは「本人の“私と一緒に”という遺言があるから、名古屋にお墓を建てる」と主張している。
こんな文恵さんの主張を知ってか知らずか、ピン子は5月に行われた宇津井さんのお別れ会で、こんな手紙を。
《いつも“再婚しないで。じじいのところに来る女は金目当て”と言ってたけど、やっぱり寂しかったのかな。でも、再婚相手の方はお父さんに十分に尽くし、私が危惧した財産目当ての人ではなかったと聞きました》
こんな皮肉めいた文言に対して、文恵さんは『週刊新潮』(10月2日号)で、「あんなひどい言われ方をされ、いたたまれない気持ちになりました」と猛反論したのだった。
この報道直後に開催されたのが、ピン子の誕生会。
「ピン子さんは、報道のことを知っていたようで、ずっと再婚相手への不満を言ってましたね。“お墓があるのか、どうかもわからない”、“あるならお墓の場所ぐらい教えろ! 墓参りもできやしない!”って」(前出・ピン子の知人)
まくしたてた喧嘩状。亡き夫のため、そして亡き“父”のため、文恵さんVSピン子のゴングが鳴った。
※女性セブン2014年10月23・30日号