バブル真っ盛りの時代にハイレグの女王として最高年収2億円を稼ぎ出したタレントの岡本夏生(49才)と、初の著書『バカでも資産1億円 「儲け」をつかむ技術』(小学館刊)が話題を呼んでいる元衆議院議員でタレントの杉村太蔵(35才)の対談が実現。会場となったのは、国会議員当選直後に杉村が言った「行ってみたいですね、料亭に!」という発言にちなんで東京・神楽坂の高級料亭。「儲け」をテーマに爆笑トークが始まった。
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杉村:ウワッハッハッハ。さすが岡本会長(年上の岡本に尊敬の気持ちを込めて杉村はこう呼んでいるという)。まさかタモリさんの扮装のままいらっしゃるとは。
岡本:今日、『5時に夢中!』(TOKYO MX)の公開生放送が新宿アルタであったでしょ。料亭対談だから、スーツ姿のままのほうがいいと思ってねぇ。
杉村:ありがとうございます。早速ぼくの初の著書を読んでくださったそうで。
岡本:そりゃ仕事だからね。「儲け」のためにガッツリ読んだわ(笑い)。読み切ったら明け方4時半になってたわ。芸能人でも主婦でも、どんな職種の人でもすぐに実践できて非常に役立つ内容が満載だっちゅーの。読者に媚びることなくズバって言っているところがいい。拍手を送るところはたくさんあったわよ。
杉村:会長にそうおっしゃっていただけると本当にうれしいです。
岡本:タイゾーさんとは『サンデー・ジャポン』(TBS系)で何度も共演しているけど2年前、マカオでロケしたんだよね。そのとき、「杉村商事」を立ち上げる準備をしていたのね。先にマカオ入りしていたのは、新規事業の立ち上げのためだったんだ。
杉村:そうなんですよ。「杉村商事」は日本各地にある優良企業の商品やサービスを海外に展開するのを橋渡しする商社です。当時は何をやったらいいのか、右も左もわからない状態でした。まだまだこれからの会社ですが、やりがいのある仕事なので人生を賭けて努力をしているところです。ぼくは常に、会長に教えられた「明日があると思っちゃいけない」というスタンスで仕事に臨んでいます。
岡本:仕事が順調で何より。ま、アンタの年収は私のかつての年収に比べたらうんこみたいな話だけどね(笑い)。
杉村:そうですよね、岡本会長がいったいいくら稼いだかと言えば…。
岡本:ハイレグ一丁で何十億。お豆腐一丁じゃねぇんだよっていつも言っているけど(笑い)。今日、番組の収録前、歌舞伎町をタクシーで通ったんだけど、タイゾーさんの本にも書いてあったように、日本の経済は確実に上向き傾向にあると実感した。歩く人たちの生き生きとした表情や活気が戻りつつある街の雰囲気を見て確信したわ。
杉村:岡本会長の全盛期、バブル最盛期に日経平均株価が3万8915円に達した1989年に近づいていますか?
岡本:もしかしたらあの時代がもう一度6年後に見られるんじゃないかしら。今はどこの会社も接待交際費を経費で落としづらくなっているけれど、東京オリンピックが決まったお陰で、今後は景気が回復して6年後はもっと接待交際費が増えるかも。
昔だったらこうした料亭で接待するのは当り前だったし、タクシーチケットも何枚も渡されていた。それが今やテレビ局でも「どこまで帰りますか」と確認が入っちゃうくらい厳しい。ただ、そうはいっても日本は20年堪えたんだからそろそろ好転してもいい。
会社を興したタイゾーさんも、日本経済の流れを変える1人なわけ。そういう若い人がどんどん増えていけばいいと思う。1回きりの人生、脱サラしてリターンが大きい人生に賭けに出ましょうと。あなたは、その先駆者なのよ。
【杉村太蔵 新刊発売記念サイン会】
日時:10月16日(木)午後7時~
場所:東京・福家書店新宿サブナード店
※要整理券。電話予約はできません。
※女性セブン2014年10月23・30日号