年末のNHK紅白歌合戦の出場者選びが佳境を迎えている。最大の注目は特別企画だ。
「視聴率に直結するのが特別企画です。昨年は『あまちゃんコーナー』の小泉今日子が話題となって視聴率(第2部)は過去10年で最高でした。実際は本番2週間前になっても小泉の出演が確定せず、もし出なければ切腹モノだとスタッフは直前までヒヤヒヤでした」(NHK関係者)
今年の特別企画の狙いはディズニーアニメ映画『アナと雪の女王』。主人公エルサの吹き替え役・松たか子(37)が主題歌の『Let It Go~ありのままで~』を歌う姿を初披露できるかどうかが鍵となる。
「もう1人のヒロインを担当した神田沙也加と主題歌を歌ったMay J.はすでに内定済み。加えて沙也加の出演で松田聖子との母娘共演も実現しそうです。
でも松さんがいなければ目玉になりません。映画がヒットした後も一度もテレビやライブで歌っていませんから、実現すればキョンキョン以上の注目でしょう」(同前)
問題は主人公役として歌う松と主題歌として歌うMay J.との棲み分けだという。
「フィギュアスケートの羽生結弦選手が地元・宮城のリンクで演技する場面でMay J.が歌い、松はスタジオで神田沙也加と出演する案が有力視されています」(同前)
※週刊ポスト2014年10月24日号