“キュン”とする究極の“ツンデレラブストーリー”を描いた映画『近キョリ恋愛』が、10月11日全国ロードショーとなった。映画の主演・山下智久(29才)は、圧倒的な輝きを放つクールな容姿。普段恋愛の話なんてしないような、そんな気さえする。
だが今日は、「キュンってこんな感じだったな…ってしばらく忘れていたピュアな恋愛を思い出しました」と遠い昔の恋を思い出し、はにかんだ山下の密かな恋愛観に迫った。
「ぼくの初恋は中学の頃。遅い? そんなことないよ、だんだん女の子に興味が出てくるようになる年齢じゃない? クラスも学校も違う子だったけど、その頃は価値観のすべてが恋愛だったんだ。その子といる時間が全てだった。初恋は切ないし痛かったよね。ドキドキの毎日だったな…忘れかけていたものを思い出した。っていうか、どこまでも話しちゃうけど、相手が誰かなんて調べないでね!」(山下)
映画の中では女子が憧れるシチュエーション“壁ドン”や“頭ポンポン”が出てくる。山下ならさらりとやってのけてしまいそうだが「いや~できないよ。だいたいそれがスッとできるくらいなら、ぼくはもっとモテてたと思うよ」。
美しい容姿を持ちながらも不器用さも持ち合わせる、そこが山下の魅力だ。『近キョリ恋愛』では生徒との禁断の恋に落ちる先生役を演じている。
「授業中、教卓の下で先生と生徒がキスしちゃうなんて、ありえないと思うでしょ。見てる方が少し恥ずかしくなるかもしれないね」と山下。だが、演じているうちに“こんな恋愛もありかも!”と思い始めたのだとか。
「中途半端な恋愛は賛成できないけれど、覚悟をもって生徒と恋に落ちようとしているのなら、誰にも止められないんじゃないかなって。一途な恋っていいですよね、昔を思い出したよ」と山下ははにかんだ。
※女性セブン2014年10月23・30日号