【書籍紹介】『独走』太田光代/キノブックス/1300円+税
爆笑問題の太田光の妻であり、所属事務所の社長である著者が、子ども時代の思い出から、夫との出来事、社長業としての多忙な日々などを気ままに綴ったエッセイ集。
全国を出張で駆け回る中、酒好きの著者は〈呑み過ぎる。熊本の馬刺しを堪能したときには、あまりのおいしさに食べ過ぎて、ホテルに戻ってふと下を向いたら、ボタボタと鼻血を流したほど〉だとか。不妊治療や高齢な親のことなど、自らの体験を通し社会問題にも触れられる。
※週刊ポスト2014年10月31日号