美女にデレデレしてしまうのは男の常だが、そんな姿ほどみっともないものはない。愛知県に住む専業主婦・Aさん(46才)は、自動車販売会社勤務の夫(56才)の醜態を暴露する。
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うちのマンションの隣に、目が覚めるような、30代の美人が引っ越してきたの。最近では珍しく、お菓子を持って挨拶に来たりして、感じもいい。
で、私が玄関で話していたら、いつの間にか夫も顔を出して「困ったことがあったら、な~んでもいいから言いに来なさい」って、エラソーに。
それで彼女が「ありがとうございます。心強いです」と、頭を下げたら、あのバカ、調子に乗って何て言ったと思う? 「万が一のときのために、メアドを交換しましょうよ」だって。
さすがに彼女も「それはちょっと…」って苦笑いして断ったけど、それで終わらないのがうちの夫。
さあ、これから夕飯にしようかという時になって「う~ん。うちでこんなに食べきれるか? お隣におすそ分けするなら、オレが持って行ってやるぞ」って、未練たらたらよ。
それなのにしばらくしたら彼女を「あの女」呼ばわり。帰宅して乗ったエレベーターで、彼氏と腕を組んだ彼女とばったり会ったんだって。「あ~んな男とつきあうようじゃ、大した女じゃねーなぁ。意外とやりマンかもな」と、見苦しいったらありゃしない。
そのくせ私がお風呂から出たら、壁に耳をピッタリ当ててんのよ。「何してんのよっ!」と怒ったら「いや、何かあったら助けに行かないと」って。
もう、この最低男を「夫」と呼びたくないわ。
※女性セブン2014年11月6日号