鑑定予約は14か月先までいっぱい、メディアに引っ張りだこの喫茶店のスピリチュアルマスター・室井健助さん。そんな彼の霊視相談に現在“裏視聴率男”と再ブレーク中のあの人が登場。天然キャラの裏に潜むのは、幸運か悪運か…?
自分の孫の名前が覚えられない。葬式のかしこまった感じが苦手で、ヘラヘラ笑ってしまう。グルメ番組のロケでも特産品を無視して食べたいものを食べる…蛭子能収さんには数々の“伝説”がつきまとう。
だが、当の本人から「嘘をつくのが苦手だから、もし占いが当たってなかったら違うって言っちゃう。平気かなぁ、怒られないかなぁ」と頭をポリポリされると、その自由さこそ魅力だと感じられる。“へへっ”と笑う蛭子さんにつられて自然と笑みがこぼれるムロケンだったが、その右手を見た瞬間、彼の表情が一変した。
室井:いやあ、驚きました。1000人に1人のすばらしい手相です。“超大運線”といって、頭脳線も感情線もまっすぐ突き抜けた線が1年くらい前から出現しています。これは何をしてもうまくいくすごい手相なんです。
しかも生命線も4本もあって長生きする。お顔を見ても、肉厚の大きな鼻も濃い眉毛もお金がどんどん入ってくる証拠です。絶好調ですね。
蛭子:え~…自分では鼻が大きくて顔がちょっと整ってないもんで、嫌だなと思っていたんですけど…。その、大運線っていうのは、いつまであるんですか。今年はたしかに忙しいけど、来年になると心細いから。
室井:いやいや、10年、20年先までずーっと続きますよ。
蛭子:それまで生きてないかも…。
室井:長生きしますから大丈夫ですよ(笑い)。テレビにはあと30年は出続けられます。タレントとして売れている限り、漫画も、ほかの仕事も入ってくる。それに、仕事がうまく回るときは、健康運も家庭運もすべてがうまく回ります。こんなにうまくいってるのは、なんでだと思います?
蛭子:やっぱり“路線バス”(テレビ東京系『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』)が当たったからでしょう?
室井:いや、大運線が出るまでは、そこまでブレークしていなかったはずです。とくに若い時は苦しかったですね。芸能界に入った直後は少し(仕事が多くて)よかったけど、40才くらいでグッと落ちて、そこからは細々と低迷期が続きましたよね。お金は入ってもすぐ出ちゃっていたし。
蛭子:ちょうど賭け麻雀で捕まっちゃって、仕事がなくなった時ですね(苦笑)。まあ、ギャンブルも好きですし。
室井:でも破産とか借金までには至らず、なんとかなっちゃうんですよね。それは、蛭子さんがすごく守護霊に守られているからなんですよ。たとえ事故に遭っても、無傷かかすり傷で済むタイプ。大病になったこともないはずです。お墓参りとか、結構されているんですね。
蛭子:はい、死んだ女房の墓参りは行ってます。
室井:うん、奥さまもちゃんとそこにおられますね。おじいさんとおばあさんも。そしてお金の入るかた、えびす顔をした人がほんとについていますよ。
蛭子:なんかちょっと怖いな~、ここにいると思うと(笑い)。でもそんなに金運いいのかなあ、ギャンブル、ものすごく負けてるんですけど。
室井:お客さんが勝ち続けたらギャンブルの運営会社がつぶれちゃうでしょ。そうならないような仕組みになっているんだから当然ですよ(苦笑)。蛭子さんは女性関係は全然だけど、ギャンブルに関してはスケベ根性があるから、100円しか手元になくても、最後のそのお金も賭けちゃうんですよね。
蛭子:そうそう! よくわかったなぁ(笑い)。
室井:もしもっと金運を高めたいと思ったら、その立派な鼻を、いつもきれいにするよう心がけるといいですよ。勝負事の時に鼻をこするとか。
蛭子 わぁ、それなら簡単だからやってみようかな!
※女性セブン2014年11月6日号