国際情報

習近平氏弟が「中国軍第一の美人歌手と結婚」で嫉妬の声轟轟

 中国の習近平・国家主席の弟、習遠平氏の妻がかつて「中国軍で最も美しい女性」と呼ばれていた中国軍専属の美人歌手だったことが分かった。彼女は2008年初めに政府主催のイベントに出演して以来、突如として公の場から姿を消し、死亡説、失踪説が出るなど不思議がられていたが、遠平氏との結婚による「引退」だったことが初めて明らかにされた。
 
 習近平氏も妻は有名な元軍所属の歌手で「中国の歌姫」と呼ばれた彭麗媛さんだけに、ネット上では「揃いもそろって兄弟で美人を妻にするなど、許せない」との声も上がっている。

 遠平氏の妻・張瀾瀾さんについては、広東省深セン市の地元紙「深セン特区報」が10月15日、近平、遠平兄弟の父親・習仲勲元副首相の生誕101周年を記念した記事のなかで、報じている。

 このなかで、遠平氏は瀾瀾さんについて「気取らず誠実な女性。素晴らしい経歴を持っているだけでなく、よき母であり、よき妻だ」と述べている。また、同紙は遠平・瀾瀾夫妻と習兄弟の母、斉心さんと一緒の写真や、夫妻と瀾瀾さんの父母との写真を掲載している。

 記事によると、瀾瀾さんは中国内陸部、重慶市の貧しい労働者階級の家庭に生まれた。幼いときから容姿が美しく、歌も上手だったため、15歳で軍の歌舞団に入隊。めきめきと頭角を現し、「軍中第一美女」として大スターの座を歩んでいた。

 ところが、2008年初めの歌のイベントを最後に公の場から姿を消したのだが、これは遠平氏と結婚したためだった。その後、妊娠、出産したことから、歌の世界から完全引退し、専業主婦に収まったという。

 この報道で、往年の大スター、瀾瀾さんが姿を消した謎が解けたことになったが、ネット上の反響はすさまじく、「中国軍第一の美女を寝取るとはけしからん」「兄貴に続いて、弟までも、美人狩りをするとは何という恥知らずの兄弟」などとの怨嗟とも嫉妬ともつかない書き込みが掲載されると、記事は削除され、「法律と政策によって検索結果を表示することはできない」と検索不可能な状態になった。

 米国に拠点を置く中国情報専門の華字ニュースサイト「多維新聞網」も当初、深セン特区報の記事と写真を転電して報じたが、同サイトからも記事が削除されており、これは極めて異例のことだ。

関連キーワード

関連記事

トピックス

九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
初のフレンチコースの販売を開始した「ガスト」
《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン
“鉄ヲタ”で知られる藤井
《関西将棋会館が高槻市に移転》藤井聡太七冠、JR高槻駅“きた西口”の新愛称お披露目式典に登場 駅長帽姿でにっこり、にじみ出る“鉄道愛”
女性セブン
希代の名優として親しまれた西田敏行さん
《故郷・福島に埋葬してほしい》西田敏行さん、体に埋め込んでいた金属だらけだった遺骨 満身創痍でも堅忍して追求し続けた俳優業
女性セブン
佐々木朗希のメジャーでの活躍は待ち遠しいが……(時事通信フォト)
【ロッテファンの怒りに球団が回答】佐々木朗希のポスティング発表翌日の“自動課金”物議を醸す「ファンクラブ継続更新締め切り」騒動にどう答えるか
NEWSポストセブン
越前谷真将(まさよし)容疑者(49)
《“顔面ヘビタトゥー男”がコンビニ強盗》「割と優しい」「穏やかな人」近隣住民が明かした容疑者の素顔、朝の挨拶は「おあようございあす」
NEWSポストセブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン
胴回りにコルセットを巻いて病院に到着した豊川悦司(2024年11月中旬)
《鎮痛剤も効かないほど…》豊川悦司、腰痛悪化で極秘手術 現在は家族のもとでリハビリ生活「愛娘との時間を充実させたい」父親としての思いも
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン