教師と生徒の誰にも言えない秘密の恋を描いた漫画『近キョリ恋愛』(みきもと凜/講談社「別冊フレンド」刊)の同名実写化映画に出演しているジャニーズWESTの小瀧望(18才)に取材を行った。映画出演が『劇場版「仮面ティーチャー」』、『忍ジャニ参上!未来への戦い』と続き今年3作目だ。
「今日はよろしくお願いします」と深々と頭を下げスタジオ入りした。183cmのすらりとしたルックス、落ち着いた物腰からはとても18才とは思えない雰囲気を醸し出していた。「あれで佐藤勝利(Sexy Zone)と同じ年なんて信じられないよね!」と映画で共演中の山下智久(29)が言うように、穏やかな立ち居振る舞いが印象的だ。
3月にジャニーズWESTの一員としてデビューし、映画に舞台と活躍の場を広げている。二枚目役を演じることが多いが、実は三枚目役に憧れている。「素のぼくは限りなく三枚目に近いから」と言うように、ボケもツッコミもこなし、笑いに対して前のめり。
現在公開中の映画『近キョリ恋愛』では、パティシエを目指す元ヤンキーの高校生を演じている。
「リアルヤンキーを知らないから、大好きなヤンキー漫画を読みながら、人物背景まで考えましたよ」と演技への情熱も深い。
一方ファンからは“恋愛マスター”といわれているが、劇中、教卓の下で生徒とキスをする教師役の山下をモニター越しに見ていて「オイオイ!! これぞまさに禁断の恋だろ~!」と思わずツッコミをいれたとか。
「きっと山Pファンよりもドキドキしていたかも」と言う姿からは無邪気さが残る。大人びて見えるがまだ高校3年生、このアンバランスさが彼の魅力なのかもしれない。
※女性セブン2014年11月13日号