昨年、20年に1度の式年遷宮が行われた伊勢神宮(三重県)。古来よりの言い伝えでは、遷宮の翌年を「おかげ年」と呼び、特別なご利益を授かることができるとされている。
今、そのご利益を目当てに伊勢参りをする人々が後を絶たない。そんな参拝客でごった返す10月中旬の週末に、お忍びで伊勢を訪れていたのは鈴木京香(46才)と長谷川博己(37才)だった。
大人気ドラマ『セカンドバージン』(NHK)の共演をきっかけにスタートしたふたりの交際。2013年9月には本誌が京香の自宅で同棲する姿をスクープ。今年正月にはスポーツ紙が「今春に結婚」と大々的に報じたこともあった。しかし、いまだゴールインには至っていない。
「長谷川さんは、今年も『MOZU』(TBS系)や映画『舞妓はレディ』など数々の話題作に出演しています。来年も大ヒットコミック『進撃の巨人』の映画版などへの出演も決まっていて、俳優の仕事が楽しくて仕方ないんです。下積み時代が長く、遅咲きだった彼は、正直、結婚はもう少し待ってほしいという思いが強いんですよ」(芸能関係者)
実際、今年1月、本誌は長谷川が俳優仲間にこう愚痴る姿をキャッチしている。
「派手にしたくない。売り物にしたくない。私生活じゃなく、オレ自身を評価してほしい。そーゆーのすげー嫌だ。幸せを見せびらかしたくない!」
京香は、彼の思いを尊重して応援を続けているが、残念ながらその優しい気遣いが結婚の障壁となってしまっているようだ。
そんなふたりの伊勢旅行。伊勢神宮近くのカフェでは、こんな姿が目撃されていた。
「京香さんと長谷川さんは早朝に参拝されて、その帰りにカフェに寄ったようです。手には伊勢神宮のお札やお守りを持っていましたから。テラス席に座ったふたりはコーヒーとロールケーキ、白豆を仲よく食べてましたよ」(居合わせた観光客)
川のせせらぎを聞きながら、夜明けのコーヒーを楽しんだふたりの姿は、長年連れ添った夫婦そのもの。その後、ふたりが訪れたのが伊勢神宮にほど近い結婚式場だった。
「お庭で式を挙げたカップルもいて、多くの観光客が式の様子を見ていました。そのなかに京香さんの姿もありました。幸せそうな新婚カップルをじ~っと見守っていました。長谷川さんは所在なさげな様子でしたけど…(苦笑)」(目撃した観光客)
※女性セブン2014年11月13日号