10月14日に放送された『中居正広のミになる図書館』(テレビ朝日系)で、アイドル王国ジャニーズの過酷なまでの下積み生活が明らかにされた。
そこでは、中居正広(42才)を筆頭にキスマイの北山宏光(29才)、Sexy Zoneの中島健人(20才)、そして現在、『黒服物語』(テレビ朝日系)に出演中の人気Jr.の安井謙太郎(23才)だ。そこで中島と安井が「煽りJr.」「マイクJr.」「フッキングJr.」「旗Jr.」「回廊Jr.」「モップJr.」なるJr.の階級を大暴露。
番組の中で、中居は中島に「このなんとかJr.は全部やってるの?」と質問すると、「やってないですね」と明かし、さらに、周りの通路などで踊り、ステージには上がれない「回廊Jr.」について、「回廊Jr.とかわからないっす」と爆弾発言。これには全Jr.経験者の北山と安井は苦笑いを浮かべ、そして北山は「エリートなんですよ!」と負け惜しみを言うのが精一杯だった。
ジャニーズではCDデビューがJr.卒業の証。それはどんなにJr.で人気者となっても、変わることはない。
「あるJr.メンバーが話していたのが、“デビューしないと明日への保証がない。一般社会でいうと、自分たちは契約社員で、デビュー組は正社員なんです。だから、いつも不安なんです”と。だから彼らはデビューを目指すわけです」(テレビ局関係者)
中島のようにジャニーズ入り直後にCDデビューを果たすエリートもいる一方で、なかなかデビューできない苦労人も。北山は後者で、デビューまでに9年3か月という歳月を要している。デビューが決定したとき、北山はこう語っている。
「下積みが長い、長いといわれますけど、本当に長くて…。年下が先にデビューしてしまうときとか、気持ちが折れそうになったことはありました」
TOKIOの国分太一(40才)もデビュー前に不安な気持ちを抱いていたことをある番組で明かしている。
「新しいグループがデビューするとなると、今まで頑張っていた同期の人間とかが“もうぼくらはデビューできないんだ”と言って辞めちゃったりすることが多かった」
実際、V6の坂本昌行(43才)と長野博(42才)は一旦辞めて、戻ってきた出戻り組なのだ。
※女性セブン2014年11月13日号