【書籍紹介】『死ぬってどういうことですか? 今を生きるための9の対論』/瀬戸内寂聴 堀江貴文/角川学芸出版/1300円+税
すでに90歳を超えた寂聴さんと、死が怖いというホリエモンによる年齢差50歳の対談集。〈長生きするってことは、愛する人に多く死に別れるってことですよ〉(瀬戸内)。〈深いつきあいとかになるときびしいですよね。だから僕はあんまり深くならないようにしているのかも〉(堀江)と、「死」について語り合うほか、少子化問題から戦争、原発までテーマは様々。時に同意、時に反論し合いながらの発言は、世代を超えて訴えるものがある。
※週刊ポスト2014年11月14日号