「私学の双璧」として130年以上張り合ってきた早稲田大学と慶應大学だが、受験偏差値の低下や「小保方博士号問題」など、各方面で早稲田が凋落を見せ、かつての拮抗したライバル関係が崩れてきている。何かと比較されがちな両校だが、現役学生のお金の面で両校を比べたらどうなるのか──。
「慶応ボーイ」はスマートで裕福な印象がある。これを裏付けるかのように、実家から通う学生(実家生)の小遣い額は早稲田の7548円に対し、慶応は男性が2万4990円、女性が2万3607円で、実に3倍の開きがある。
また、ひとり暮らしの学生(自宅外生)の実家からの仕送りは、早稲田の6万1990円に対し、慶応は男性が9万1978円、女性は10万1437円。月額3万円以上の大差となった。
※数字は「2012年度 早大生の生活実態調査報告書」と「慶応義塾大学学生生活実態調査報告(2012年度)」より。
※週刊ポスト2014年11月14日号