○(日)9月経常収支- 11日(火)午前8時50分発表
・予想は、+5361億円
参考となる8月実績は+2871億円で黒字額は予想を上回った。第一次所得収支の黒字幅が比較可能な1985年以降、8月として過去最大となったことが要因。9月については第一次所得収支の黒字継続によって一定規模の黒字を計上する見込み。
○(日)9月機械受注- 13日(木)午前8時50分発表
・予想は、前月比-1.2%
参考となる8月実績は、前月比+4.7%の8078億円。基調判断は「緩やかな持ち直しの動きがみられる」とし、5カ月ぶりに引き上げた。非製造業が前月比+10.7%と増加したことや航空機受注が要因。9月については非製造業の受注が一定水準を維持しているとみられているが、マイナスとなる可能性が高い。
○(米)10月小売売上高- 14日(金)午後10時30分発表
・予想は、前月比+0.2%
参考となる9月実績は前月比-0.3%。減少となるのは1月以来で、市場予想の-0.1%程度を下回った。自動車やガソリン、建設資材、飲食業除く数字は-0.2%で予想外の減少を記録している。10月については雇用情勢の改善などでプラスになることが見込まれており、市場予想は妥当か。
○(米)11月ミシガン大学消費者信頼感指数速報- 14日(金)午後11時55分発表
・予想は、87.5
参考となる10月確報値は86.9で9月の84.6から上昇。2007年7月以来の高水準となった。個人消費が強いとは言い切れないが、労働市場は改善していることや株高が消費を下支えするとの見方は多い。9月の消費者期待指数は79.6に上昇しており、11月速報値は10月実績をやや上回る可能性がある。
主な発表予定は、13日(木):(日)10月国内企業物価指数、(米)10月財政収支、14日(金):(米)9月企業在庫
【予想レンジ】
・米ドル/円:113円00銭-118円00銭