来季から阿部慎之助が一塁へコンバートされるため、捕手の獲得に動いている巨人は38歳の相川亮二(ヤクルト)獲得に動いているといわれている。阿部より年上の捕手獲得に巨人OBも驚いているが、もう1人、大ベテランに触手を伸ばすといわれている。横浜の金城龍彦(38)である。
「長野久義がヒザの故障で来季開幕に間に合わないから、というのが表向きの理由のようだが、巨人には亀井義行、矢野謙次、松本哲也といった若い外野陣が揃っている。“横浜から主力を獲得した球団が日本一になる”という都市伝説を本気で信じているわけではないだろうが、よくわからない方針だ」(巨人OB)
2010~2014年まで日本一になった球団は、直近に横浜から選手を獲得しているという法則がある。例えば今年のソフトバンクは吉村裕基、昨年の楽天は藤田一也などの例がある。元横浜の選手が活躍すると「横浜優勝!」という言葉がネット上で踊るほど知られている。巨人の強化スタッフは、この法則を知っているのだろうか?
※週刊ポスト2014年11月21日号