来月29日に20歳の誕生日を迎える秋篠宮佳子内親王が、初めて単独公務を行なった。その美貌から「皇室のアイドル」といわれる佳子内親王は、公務出席が増える新たな成年皇族として、そして将来の天皇の姉として注目を集める。
“佳子さまフィーバー”は年々過熱してきた。
「小学校時代にフィギュアスケートの選手として活躍すると、皇室に関心の薄い若い男性層にファンが増えた。中学高校時代に『かわいい&セクシー』がコンセプトのダンスグループを結成しセンターを務めると、公演には男子部の生徒が大勢駆けつけました」(ベテラン皇室記者)
その熱は来年4月から始まる新たな大学生活にもすでに及んでいる。合格が発表されると大学受験関連のネット掲示板では「同級生になりたい」との書き込みが相次いだ。ICUは受験生の急増が見込まれるといわれ、男子学生が心待ちにしているという。
「普段の佳子さまはとても気さくな雰囲気。私服は最先端のファストファッションで、ショートパンツにざっくりニットという今時のおしゃれな女子大生。ICUは学習院に比べてもっと自由な校風ですから、どのように一般学生との適度な距離感を持つことになるのでしょうか」(学習院関係者)
そんな新たな学生生活を最も心配しているのは母・紀子妃といわれる。
「秋篠宮殿下は自由闊達な教育方針ですし、佳子さまは周囲の反対があってもやると決めたらやるタイプです。佳子さまにはSPが付くが、キャンパス内まで帯同する厳戒態勢となり、自由な学生生活は難しいかもしれません。ICUに通った姉の眞子さまのサークル活動の様子が週刊誌に取り上げられて騒ぎになったこともあるだけに、心配する紀子さまはサークル活動はやらないでほしいとお伝えしているようです」(宮内庁関係者)
※週刊ポスト2014年11月21日号