今年2月、全聾の作曲家として脚光を集めていた佐村河内守氏のゴーストライターだったことを告白した新垣隆さん(44才)。11月19日に発表された「2014ユーキャン新語・流行語大賞」にも「ゴーストライター」がノミネートされるなど、いろんな意味で2014年を代表する人物となった新垣さんが、11月20日発売の女性セブン2014年12月4日号で、まさかのモデルに初挑戦した。
同誌のファッション企画のモデルとして登場した新垣さん。シャンパングラス片手にペイズリー柄のストール、白パンを合わせたワルオヤジ風ファッションのほか、デニム&スニーカーのカジュアルスタイル、流行りのツイード素材のジャケットを着たキレイめファッションという計3つのスタイルに挑戦。堂々とポーズを決める姿は、プロのモデル顔負けだ。
新垣さんは、以下のようにコメントしている。
「一度は無理だとお断りしたんです。ですが、私がやってしまったことに対して、社会に責任を取らなければいけないのではないか、音楽活動だけではなく、みなさまの望まれることをやるということも、そのひとつではないかと思いましたので」
関係者によると、撮影では、最初は緊張していた新垣さんだったが、表情や仕草は次第に自然になり、カメラマンが驚くほどモデルとしてサマになっていったという。
騒動の際には、大学の非常勤講師の職を退任。もう音楽活動はできなくなると覚悟したと同誌で語っている。しかし、現在は本業である現代音楽家として仕事のオファーが増えているという。コンサート出演や作曲・編曲の依頼のほか、民放の音楽番組にも準レギュラーとして出演するなど、活躍の幅が広がっている。
撮影■津野貴生