その日の夜8時、東京屈指の高級住宅街に建つある写真家の家を、柴咲コウ(33才)が訪ねた。10分後、その家の前に停まった1台のタクシー。中から出てきたのは、中田英寿氏(37才)だった。
「ふたりにとって、その写真家は仕事を通じて旧知の仲だったそうで、彼のホームパーティーに招待されたそうです」(中田氏の知人)
この日は『スポーツニッポン』で、柴咲と中田氏の熱愛が報じられた翌日のことだった。同紙によればふたりの交際はすでに1年。もともと、仲間を交えて食事に行くなど、仲のよい関係だったというが、昨年秋、ちょうどお互いがフリーのタイミングで、急接近したのだという。
また同日、『スポーツ報知』も「真剣交際」と報じた。しかしその後、熱愛否定の報道が相次いだ。『日刊スポーツ』は「親しい友人の一人」と交際を全否定。『サンケイスポーツ』は「交際も今後の結婚も100%ない」と言い切った。
こんな事態に陥った理由のひとつが、中田氏の交友関係の広さにある。“旅人”と名乗り世界を行ったり来たりする中田氏。これまで噂になった女性は米倉涼子(39才)、滝川クリステル(37才)、宮沢りえ(41才)、そして世界的女優のミラ・ジョヴォヴィッチ(38才)。
「でも、これだけ報じられても、“本命”といわれた女性はおらず、熱愛なのか友人なのか、そのたびに意見が分かれてきました」(テレビ関係者)
柴咲とは確かにデートを繰り返してきた。この夏には、都内の3つ星レストランでディナー。また熱愛報道の1週間前には京都祇園にある予約のとれない料亭のカウンターで、肩を並べて座っていた。
しかし一方で、別な女性との親密現場もあった。
証言1:「中田さんは、この熱愛が報じられる直前の10月末にも、別の大物女優と赤坂で舞台観劇デートをしているんですよね。その前には、宮沢さんと青山で寿司デートしていました」(別の中田の知人)
証言2:「春先の話ですが、江角マキコさん(47才)と歌舞伎座に来ていましたよ。尾上菊之助さんのこけら落とし公演を仲よく観劇していました」(居合わせた客)
一方、10月中旬には、柴咲と小橋賢児(35才)との原宿デートもキャッチしている。
「小橋さんは今年の柴咲さんの誕生パーティーを企画したひとりで、男女の仲を超えた親友。ふたりきりで食事に行ったりショッピングしたりする仲ですが、彼女はサバサバした性格ですから、そんな男友達は何人もいますよ」(前出・テレビ関係者)
聞けば聞くほど、柴咲と中田氏は単なる友達ではないのかという気がしてくる…。
冒頭の夜、深夜12時半になると、中田氏は一足先にタクシーで都心の高級ホテルへ帰宅。その5分後、柴咲はすぐ近くにある自宅マンションまで、歩いて帰宅した。彼女を見送ることもなく、お泊まりもしない――つまりその理由は、やはり友達以上熱愛未満ということなのだろうか。
※女性セブン2014年12月4日号