週間平均視聴率20%を超えているNHK連続テレビ小説『マッサン』の主題歌『麦の唄』を手がけた中島みゆき(62才)。このブーム再来により、昔ながらのファンだけでなく、20代~30代からも支持を受けるようになった。
そんな中島だがメディアへの登場が少ないこともあってか、私生活は多くの謎に包まれている。結婚歴もなく、男性との交際歴といえば1980年代後半に妻子あるギタリストとのホテルからの朝帰りを写真誌に撮られた1度だけ。
現在、彼女は都内の閑静な住宅街に建てた二世帯住宅で80才を超えた母親と3才年下の弟一家と暮らしている。11月中旬のある日、自宅から出てきた彼女が向かった先は、渋谷の東急ハンズだった。
「中島さんは7階の『自分の部屋を実験室にしよう』というコーナーを真剣に見て回っていました。注射器やピンセット、薬品なんかを砕いたり合わせたりする乳鉢や乳棒を手にとっていました。最終的にはスポイトを買い物かごに入れていましたね。でも、一体何に使うんでしょうかね?(苦笑)」(目撃した買い物客)
こんな非日常的な要素を生活の中に取り込むことが、約半世紀にわたってヒット曲を生み続ける秘訣なんだろうか…。あるインタビューで中島はこんなことを語っている。
《わたしがもののけなんでしょうねえ、きっと。おほほほほほほほ》
やはり凡人には理解できない世界があるのかもしれない。そんな中島が音楽活動以外で、もっとも気にかけているのが、母親の介護だ。
「中島さんのお母さんは4年ほど前に自宅で転んで、ひとりでは歩けなくなってしまい、車いす生活なんです。
中島さんはヘルパーさんや家政婦さんを雇わずに、弟さんの奥さんと力を合わせて、お母さんを献身的に介護していて、タクシーで一緒にお出かけするときなどに、車いすを畳んだり、出したりする姿はよくお見かけしますよ」(近所の住民)
そんな彼女の母も『マッサン』のファンだという。
「家にいることが多いお母さんの数少ない楽しみが朝ドラを見ることなんだそうです。特に『マッサン』は中島さんが主題歌を担当したこともあってか、思い入れは強いみたいですよ」(中島家知人)
※女性セブン2014年12月4日号