ついに予約客が1万人を超えた“ムロケン”こと喫茶店のスピリチュアルマスター・室井健助さんの霊視相談。本誌取材をきっかけにプライベートで予約を入れる芸能人が後を絶たず、あらためてムロケンの霊視の力に驚かされるばかり。今回は彼が「どう視えているのか」について聞いた。
――今や鑑定が16か月待ちとなったムロケンだが、テレビに出る前から政財界の重鎮や経済界の億万長者、芸能人が通う“駆け込み寺”として、知る人ぞ知る存在だった。客のなかには“その道のプロ”ともいえる、医師や占い師も少なくないという。
室井:お医者さんも占い師さんも多いですよ。それぞれ月に20~30人はいらっしゃいます。お医者さんからは「ぼくの病気わかりますか? いつ治りますか?」なんて聞かれることも。今日も数人いらっしゃいましたけど、「がんのステージ3ですね」と言ったら「ホントに当たってます!」と驚かれました。
当てるのは朝飯前なんですが、少し複雑な気持ちになりますね。医師であるご自身が、いつ治せるのか自信がないうえ、“副作用が怖いからぼくは薬はのまない”なんて言う人もいたんですから。患者に薬を処方しておきながら、自分はのまないなんておかしい。
立派なお医者さまもいらっしゃるのに、ごく少数の人のせいで医師の信用が失われちゃうんですよ。医師の風上にも置けませんよね。
――占い師の場合は、“自分のことがわからない”という人が大多数だという。
室井:たしかによくない未来が視えてしまったらどうしよう、という怖さはあるとは思います。でも、本物だったら視えるのが当たり前。「あなたも占い師なら、2~3分だけでもぼくのことを視てみてください」と言うと、「先生がすごすぎて視えません!」って逃げられてしまう。「この程度のことを視られずに鑑定料5万とか10万とかを取っていたらバチが当たるよ」って思わず言いたくなりますよ。ぼくは自分のこともしっかり視えていますよ。
――実際、今年のブレークも本人が予言していたという。
室井:東日本大震災の前に、続けて、妻の両親が亡くなって、お墓を建てるためにまとまったお金が必要だったんです。当然の出費だから、ぼくは平気だったんですけど、妻は気にしていたんですよね。だから「2014年の3月以降テレビ出演が多くなって、それが終わるころに雑誌の取材が来るから大丈夫だよ」と伝えていたんです。
――その言葉通り、それまで不定期だったテレビ出演が急増したのが4月。本誌が初めて取材をしたのは6月のことだ。
室井:欲をかかず、目の前の仕事を一生懸命やると、あとから人もお金もついてくるんです。視える力もどんどん増しているように感じます。
※女性セブン2014年12月4日号