NHK連続テレビ小説『マッサン』が視聴率好調をキープしているが、その主題歌『麦の唄』を歌うのは中島みゆき(62才)だ。しかし中島は当初、この依頼を引き受けるか迷ったという。
「主題歌の依頼が来たとき、中島さんは“ホントに朝っぱらから中島でいいんですかね!?”と驚いたそうです。彼女の曲は確かにドロッとした曲が多いですからね…。自分が爽やかな曲が書けるのだろうかと苦悩したみたいなんです。でも、最後は“いい物語だから”と引き受けることを決めたそうです」(音楽業界関係者)
中島は20年前に作った麦をテーマにした曲を掘り起こし、主人公夫妻の魂を歌に込め、出来上がったのが『麦の唄』だった。
「中島さんは楽曲制作などで夜型の生活を送っていたため、これまで朝ドラを一度も見たことがなかったそうです。 でも、『マッサン』は録画して見続けているようで、すっかりドラマにハマってしまったみたいですよ」(中島家知人)
そして意外とドラマに影響されやすいのか、生活に思わぬ変化が起こっていた。近所の酒店の常連客がこう話す。
「この店でよく中島さんをお見かけしますよ。今までは日本酒がお好きなのか、2階の日本酒コーナーでしか会ったことはなかったんですけど、つい最近、1階のウイスキーコーナーでお見かけして。どの銘柄にするかずいぶん悩んでいましたよ(笑い)。
『マッサン』は国産ウイスキー作りに人生を捧げた夫婦の物語ですから、中島さんも、すっかり影響されちゃったんだろうなって感じました」
“アレレの宗旨変え”をしてしまった中島であった。
※女性セブン2014年12月4日号