今年の年末年始は、最大9連休。家族や友達と海外旅行を計画している人も多いはず。とりわけ、海外でのショッピングを大きな楽しみと考えている女性も少なくないだろう。とは言え、現在の急激な円安は、海外で外貨両替をする身からすれば悩ましい問題。
賢く海外でショッピングをするにこしたことはないのだが、どんな方法があるものなのか? その一つとして、ぜひ覚えておいてほしいのが、“バッグを買うなら中型サイズを選ぶ”ことだという。中古販売に詳しいリサイクル業者はこう説明する。
「例えばエルメスのバーキンであれば、25cm、30cmのものを購入するべきです。というのも、サイズの小さいバッグは日本人女性だけでなく、中国やシンガポールをはじめアジアの女性にも大人気です。もしあなたがバッグを売るとしたら、サイズの大きい35cm~45cmのものよりも、小さいサイズのほうが市場価値ははるかに高いのです」
サイズが大きければ大きいほど価格が高くなるブランドバッグだが、売るとなると逆転現象が起き、小さいサイズのほうが大きいサイズよりも売値が高くなるのだという。
「欧米ブランドのバッグは、欧米女性のサイズを考えて作られている。ですから、欧米では大きいバッグが、体のサイズ感とマッチするため、大きなバッグに人気が集まる。逆に言えば、アジア人と相性の良い25cm、30cmのサイズが売れ残っていることもある。しかも、大きなサイズよりも価格帯は安い。もし年末年始に欧米に行ってショッピングをする計画がある人は、そのことを頭の片隅に入れておくと良いでしょう」(前出・リサイクル業者)
お金に物言わす中国人やシンガポールの女性が、こぞって欲しがるサイズや質感をチョイスすること。ブランド品は流行り廃りがあるだけに、先を見据えることこそ賢い買い方のようだ。