忘年会やクリスマス、大掃除、お年玉と、出費がかさむ季節がやって来た。大手リサーチ会社『マクロミル』によると20~60代男女の年末年始の出費は平均5.2万円という。そこは少しでも支出を抑えたいもの。主婦や節約ブロガーが明かしてくれた、セコくも涙ぐましい年賀状の節約例を紹介しよう。
A子さん(52才・熊本県)は、年賀状を安く作れる節約ワザがあると話す。
「ここ数年は郵便局に置いてある年賀スタンプを愛用しています。うちの近所の郵便局は、『あけましておめでとう』という文字と、その年の干支の絵がデザインされたスタンプが置いてあります。それを押して、手書きのメッセージをひと言加えれば、立派な年賀状になります」
郵便局ごとの独自サービスのためスタンプの種類はそれぞれ違う。置いていないところもあるからご注意を。
また、クオカードや映画の前売り券などを金券ショップで買うのはもはや節約の常識だが、年賀状も買えると話すのは、B美さん(30才・宮城県)。
「その年の年賀はがきは、11月頃から金券ショップに並び始めます。今年は、消費税増税で定価が1枚52円に値上がりしたから、少しでも安く買いたい。私の場合、1枚当たり49円で、3円安く買えました」
また、こんな節約法も。
「昨年は小学生の子供が、37人のクラスの同級生全員に年賀状を書いてしまってはがき代が大変なことになったんです」と話すのはC香さん(37才・大阪府)。そこで今回はこんな対策をするつもりだ。
「近所や同じマンションのお友達には年賀はがきではなく、はがきサイズの用紙にシールを貼った“オリジナル年賀状”を子供に作ってもらって、自分で配達してもらおうと思っています」
※女性セブン2014年12月4日号