「今日は最後まで愛し合って行こうぜ!」「愛してやるからな」「ファンの皆さんはぼくの恋人です」などなど、ファンの前で数々の名言を残しているSexy Zoneの中島健人(20才)。
赤面してしまいそうな言葉をさらりと言ってのけてしまうのは、確固たる意志を持ってアイドルとして活躍している彼ならではのこと。
ジャニーズJr.時代、アイドルであることを常に意識していたという。「どうしたら、ファンの子に喜んでもらえるだろう。ぼくは何をのぞまれているんだろう」と逡巡した。
しかし今ではアイドルがすっかり板について、「自然と言葉が出て来るんですよ。恥ずかしいと思ったことないですね」と言い切る。そんな中島も胸キュンした忘れられない思い出があるのだそう。
「高校生の頃、バス停でよく会うかわいい子がいたんです。すでにジャニーズJr.として活躍してたのに、ぼくに気づいてくれないんですよ。だから、携帯で話すふりをしたり、ハンカチ落としたり、ベタな方法を使いながら、どうしたら気づいてもらえるか、いろいろ試してみたんです。
でも一向に気づいてくれなかったんですが、ある日バスに乗り込んで窓を見たら、ガラス越しに映るぼくを彼女がジーッと見てたんです、それみたらキュン!!ってなっちゃいました。窓越しLOVEですよ!!」(中島・以下「」内同)
その先の恋の行方を聞いてみると…「彼女が気づいてくれていたことで満足ですよ、だってぼくはアイドルですから!!」と。
ラブホリ(ラブ・ホリック=恋愛依存症)王子様としてのポジションを確立し、臆することなく王子様になりきる彼こそが、アイドルという呼び名にふさわしいのだろう。
ドラマ『黒服物語』ではキャバクラの黒服を演じ、ファンの間で物議を醸すほどの濃厚なラブシーンにも挑戦した。
「ドラマではキャバ嬢の杏子さん(佐々木希)に片想いをしているんですが、素のぼくは恋には臆病かも。でもいまはファンの皆さんが恋人ですから、恋はお預けです!!」
どこまでも裏切らない彼に、アイドルとしての心意気を見せつけられた。
※女性セブン2014年12月11日号