デビュー20周年のメモリアルイヤーを迎えたV6が今、再ブレークの兆しを見せている。ついに紅白歌合戦出場を掴んだ彼らだが、20年の歴史の中には、時に陽の当たらぬ時期も存在した。
森田剛(35才)、三宅健(35才)、岡田准一(34才)の“カミセン”がアイドル路線で爆発的な人気を獲得する一方で、リーダー・坂本昌行(43才)、井ノ原快彦(38才)、長野博(42才)の“トニセン”は日陰の道を歩む。坂本や井ノ原は、当時をこう振り返っている。
坂本:「デビューという形は取らせていただいたけど、実質動きは(少年隊の)バックだった」
井ノ原:「今だから言うけど、ホントにカミセンいなかったら、トニセンいないからね」
こんなことを語る彼らだが、カミセンメンバーの成長にトニセンの存在は欠かせなかった。芸能関係者は語る。
「坂本くんはカミセンメンバーには厳しく接していましたね。岡田くんが熱を出してステージにあがって、MCで全然話せなかったときも“プロ意識を持て”なんて叱っていました。
一方で、カミセンの3人は、陰で坂本くんの悪口を言い合ったりして絆を深めていましたけど(笑い)。逆に坂本くんは“岡田を官兵衛にしたのはオレだ!”と豪語しているほどです」
※女性セブン2014年12月11日号