プロ野球のオフシーズンは、FAや補強などの話題が大きな注目を集めがちだが、移籍ではなく内部で揉めているのが中日だ。落合博満GM下で初の年俸保留者が出て問題となっている。
大島洋平と平田良介が提示額に不満を示し、調停も辞さない構え。再交渉の場に落合GMが欠席予定だと報じられたことで、選手からブーイングが上がった。
「落合GMにはOBからの反発も激しい。監督時代から外様コーチを多用してOBを冷遇したことで知られ、今オフには長く勤務していた生え抜きOBの球団職員3人をクビにして猛反発を受けた。来年には落合後見人の白井文吾オーナーが退任するとされており、一気にクーデターが起きる可能性がある」(中日球団関係者)
※週刊ポスト2014年12月12日号