モテるのも会話の中心にいるのもいつだって美女・イケメン。人生で良い思いをするのは美形と相場は決まっている―誰もが同感しそうなこの話。でも、彼らに本音を聞くと、実態は美形ならではの挫折・苦労の連続だという。
都内在住の大学生・Yさん(21才)はEXILEのTAKAHIROをワイルドにしたようなルックスで、女子からのアプローチもひっきりなし。
「でも、つきあってフラれるのはいつも自分なんです。元カノにその理由を聞いたら、『あなたって見た目はいいのに、アニメ好きだし、運動神経だってよくないから、何もかも残念なんだよね…』と言われました」(Yさん)
中央大学文学部教授(心理学)で『美人は得をするか「顔」学入門』(集英社新書)の著者・山口真美さんは、美女やイケメンは恋人から「減点方式」で見られる傾向があると指摘する。
「完璧だという先入観を持たれてしまう彼らは、恋愛のハードルが高くなってしまうんです。イケメンじゃない人が、ファッションセンスや運動神経がよければプラスのポイントになりますが、イケメンはそうならない。最初から何もかもできると思われているから、マイナスのほうに目が行ってしまうんです」
※女性セブン2014年12月18日号