女性の団体客に食事と部屋を提供する「お泊まり女子会」プランを設けるラブホテルが増えている。男性以上にラブホに親しむ目の肥えた女性たちは、男たちの「ラブホの使い方」を厳しくチェックしている。ラブホ好き女子3人による毒舌座談会をお届けしよう。
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恵理子:お久しぶり~。この3人で集まるのって夏以来だね。
沙織:ラブホでお泊まり女子会って、妙に新鮮でいいよね。遠出する旅行だとなかなか全員の予定が合わないけど、ターミナル駅近くのラブホなら気軽に集まれる。
美優:最近は女子会ができるラブホが増えてきたよね。私の周りでもカラオケ大会したり、飲み会をやったりしてる。みんなで水着でジャグジーに入ったり。
恵理子:でもさ、ラブホってのはエッチする場所ですから。そこ忘れないように(笑い)。
美優:目的がエッチ限定だからこそ、男性にはスマートに誘ってほしい。ラブホの誘い方で男の値打ちって、けっこう決まるよね。
沙織:「今夜、時間もらえるかな」とか「一緒にいたい」っていわれると嬉しい。やっぱラブラブの延長って感じを出してほしいよね。
恵理子:前の彼氏と初エッチしたときは、「帰したくない」っていわれてコロリ(笑い)。
美優:私は今の彼に、「この近くにいいラブホがあるんですが、今夜は僕と一緒に過ごしていただけませんか」って営業口調でいわれた。
恵理子:それ超ウケる~。
沙織:私はそういうのパスだな。
美優:サイテーなのは、「ちょっと休まない?」とか「行っとく?」「寄っとく?」って意図不明なヤツ。ムードもへったくれもない。
沙織:私は学生時代に、「酔うと誰でもいいからヤリたくなるんだ」と迫られた。しかも、エレベーターでナマ乳を揉まれたんだよ。
美優:失礼な男だね。私は唐突に「ホテル行こう」っていわれて、思わず「誰と?」ってツッコんじゃった経験がある。
恵理子:ある雑誌の編集長から、「君を抱きたい」ってモロ昭和のフレーズをぶつけられて「お断わりします!」って即答した。
沙織:ホテル街を空室求めてさまようのもパス。1周目は許すけど2周目はNG。向こうから、さっきもすれ違ったカップルがやってきたら、男を置いてダッシュで逃げ出したくなる。
恵理子:あれは気まずいもんね。
●恵理子(32)/フリーライター。マンションで妹と同居。彼氏はいないが、27歳と38歳の2人のセフレがいる。
●沙織(27)/美容師。今年の夏からアパートで念願のひとり暮らし。41歳のカフェオーナーと不倫中
●美優(30)/商社の事務職。実家で両親と同居。同じ職場の32歳の男性と来春の結婚を考えている。
※週刊ポスト2014年12月19日号