国内

安倍首相 中国APECで「屈辱の青」の服着させられたとの指摘も

 11月のAPECで安倍晋三首相がようやくこぎつけた日中首脳会談。しかしその成果について、作家の落合信彦氏は「何一つない」と喝破している。

 * * *
 わずか25分の会談で、うち10分が通訳に費やされているわけだから、実際は15分しか話していない。これで首脳会談と言えるのか。
 
 安倍は完全に習近平にコケにされていた。習近平はプーチンとはグーッと力を込めて握り合う握手をしたにもかかわらず、安倍が求めた握手にはそっと指先で触れるだけだった。で、すぐさま横を向いてしまった。
 
 さらにその後、中国の伝統服を着たのだが、習近平が紫だったのに対し、安倍は青色だった。古くから中国では、紫が最高権威を表すのに対し、青は最下層の労働者の色とされていた。私は以前、中国の高級官僚だった友人に北京のデパートでブランドものの高級なジャケットを買ったのだが、その友人は決してそのジャケットを羽織ろうとしなかった。それが青色だったからだ。
 
 中国ではそうした意味合いを持つ「屈辱の青」を、安倍は着させられ、しかもへらへらと笑っていた。もちろん、国民の反日感情の手前、習近平がそう振る舞わなければならなかった事情もあるのだが、それにしても舐められたものだ。
 
 安倍が舐められる理由は明白で、サンゴ問題のように、中国が何をしてもその場で対応を決断せず、問題を先送りするのが目に見えているからだ。
 
 そもそも、中国人は自分からへらへらとすり寄ってくる人間を評価しない。認めたくはないがプーチンのように、毅然とした態度で対等に振る舞おうとする人間こそ、歓待されるのである。(文中敬称略)

※SAPIO2015年1月号

関連記事

トピックス

中居正広の私服姿(2020年)
《白髪姿の中居正広氏》性暴力認定の直前に訪問していた一級建築士事務所が請け負う「オフィスビル内装設計」の引退後
NEWSポストセブン
これまで以上にすぐ球場を出るようになったという大谷翔平(写真/AFLO)
大谷翔平、“パパになる準備”は抜かりなし 産休制度を活用し真美子夫人の出産に立ち会いへ セレブ産院の育児講習会でおむつ替えや沐浴を猛特訓か
女性セブン
ネズミ混入トラブルを受けて24時間営業を取りやめに
《ゴキブリ・ネズミ問題で休業中》「すき家」24時間営業取りやめ 現役クルーが証言していた「こんなに汚かったのか」驚きの声
NEWSポストセブン
愛知県一宮市の住宅内のクローゼットで亡くなっているのがみつかった女子高校生の加藤和華さん(16)。事件から3日経ち、自宅前には花が備えられていた
〈ゲームでカッとなったのか…〉被害女子高生・加藤和華さん(16)の同級生が語った“思い出”「犯人を許せない」【一宮市・女子高生死体遺棄】
NEWSポストセブン
綱取りに期待が集まる大の里(写真/JMPA)
大の里に“上げ底”で横綱昇進プラン 八角理事長は「12勝は大きい」と手放しで絶賛、「2場所連続優勝に準ずる成績」の解釈はどんどん拡大
週刊ポスト
岡田結実
《女優・岡田結実(24)結婚発表》結婚相手は高身長の一般男性 変装なしの“ペアルックデート”で見せていた笑顔
NEWSポストセブン
ウッチャンナンチャンがMCを務める番組『チャンハウス』
【スクープ】フジテレビがウンナン&出川MCのバラエティー番組で小学生発言を“ねつ造演出”疑惑 フジは「発言意図を誤解して編集」と説明、謝罪 
女性セブン
くら寿司
《ピンク色の破れたゴムを…》「くら寿司」が迷惑行為に声明「厳正な対応を行う予定」実行者は謝罪連絡入れるも…吐露していた“後悔の言葉”
NEWSポストセブン
中学時代の江口容疑者と、現場となった自宅
「ガチ恋だったのかな」女子高生死体遺棄の江口真先容疑者(21) 知人が語る“陰キャだった少年時代”「昔からゲーマー。国民的アニメのカードゲームにハマってた」【愛知・一宮市】
NEWSポストセブン
すき家がネズミ混入を認め全店閉店へ(左・時事通信フォト、右・HPより 写真は当該の店舗ではありません)
【こんなに汚かったのか…】全店閉店中の「すき家」現役クルーが証言「ネズミ混入で売上4割減」 各店舗に“緊急告知”した内容
NEWSポストセブン
ロコ・ソラーレが関東で初めてファンミーティングを開催(Instagramより)
《新メンバーの名前なし》ロコ・ソラーレ4人、初の関東ファンミーティング開催に自身も参加する代表理事・本橋麻里の「思惑」 チケットは5分で完売
NEWSポストセブン
中居氏による性暴力でフジテレビの企業体質も問われることになった(右・時事通信)
《先輩女性アナ・F氏に同情の声》「名誉回復してあげないと可哀想ではない?」アナウンス室部長として奔走“一管理職の職責を超える”心労も
NEWSポストセブン