今年で第65回を迎えるNHK紅白歌合戦。そこで紅白を楽しく見るトリビアを紹介しよう。
【高倉健も紅白に出ていた】
第9回(1958年)。歌手でも、審査員でもなく白組の応援としてだったが、その年に婚約発表した歌手の江利チエミの応援ではないかと噂された。ちなみに江利は第14回(1963年)、26歳で紅組の司会に抜擢されている。歌手としては連続11回目の出場を決めた時だった。
【紅白の「打ち上げ」はNHKの食堂で行なわれる】
総合司会を担当したアナウンサーが引き続き司会を担当するのが通例となっている。「宴会部長」の異名をとる細川たかしが音頭を取ることで有名なのだとか。
【バックヤードには神棚がある】
会場のNHKホールと楽屋を結ぶ下手側の通路の角に神棚がある。リハーサル開始前には神主を呼び、スタッフ勢ぞろいで成功祈願を行なう。当日、歌手はリハの合間に無事歌唱祈願するのが習わし。
●監修/石山裕(ジャーナリスト)
※週刊ポスト2014年12月26日号