いよいよ年末、NHK紅白歌合戦がやってくる。そこで紅白を100倍楽しく見るトリビアを紹介しよう。
【トリ&大トリを決めないで開始したことがある】
1980年の第31回は先攻・後攻を決めないでスタート。放送開始後にダーツで決める方法で、矢は白組の文字盤に的中。白組が先攻のため五木ひろしがトリ、大トリは八代亜紀となった。台本は2パターン用意されていたという。
【歌手別視聴率を導入したのは『トーチュウ』】
1992年1月、『東京中日スポーツ』が初めて紹介。前年の第41回を録画し、歌手の歌唱時間を計測して、分刻み視聴率と照合して掲載した。これ以降、歌手別視聴率が定着した。
【紅組、白組両方から出場している歌手がいる】
第42回(1991年)にサザンオールスターズの原由子がソロで紅組から出場。第56回(2005年)には和田アキ子がm-floと白組から出場した。第61回(2010年)に白組で出ていた男女7人組のAAAは第64回で紅組となり、今年は再び白組に。
●監修/石山裕(ジャーナリスト)
※週刊ポスト2014年12月26日号