サッカー日本代表のアギーレ監督がスペイン検察当局に告発され、日本サッカー協会は揺れに揺れている。元サッカー協会副会長・釜本邦茂氏は手厳しい。
「真偽は別として、そうした疑惑が取り沙汰されること自体大きな問題がある。代表メンバーが動揺するとは思えないが、監督を見る目は変わるだろうし、外国人監督に求めるはずのカリスマ性がなくなってしまう。
そもそもこれは3年も前の嫌疑であって(注・2011年のスペインリーグでの八百長疑惑)、監督要請の調査段階で把握しておかねばならない話。協会の任命責任も問われます」
アギーレ監督が正式に起訴されれば、2月中にも本国での事情聴取もあるといわれる。
※週刊ポスト2015年1月1・9日号