今年で第65回を迎える『NHK紅白歌合戦』は数々のドラマを残してきた。その中で、以後出禁になったこんなアーティストも…。
第36回(1985年)、初出場でトップバッターだった吉川晃司は曲中にシャンパンを口からまき散らすパフォーマンスで仰天させ、さらには歌が終わるとギターにオイルをかけて火をつけるという暴挙に。次に歌うはずの河合奈保子は舞台からソデに戻ってしまった。その次のシブがき隊の出番まで尾を引き、布川敏和がステージで2度転倒。もちろん、この暴挙により吉川晃司は紅白出禁となった。
ちなみに布川は、「メンバーには内緒でわざとコケたんです」と2011年12月8日号の『アサヒ芸能』で語っている。
また、ドイツ統一の1990年、第41回は紅白初の海外中継を実施。初出場ながらドイツのベルリンから中継となった長渕剛は、紅白史上最長の3曲16分間歌った。その際、現場のスタッフを非難して不評を買った。これにより長渕は紅白出禁となるが、2003年にようやく出場を許され、2011年、2014年へ続く。
※女性セブン2014年12月25日・2015年1月1日号