「恋多き女」も、今度こそ本当にぞっこんのようだ。フィギュアスケートの安藤美姫(27)に新恋人が発覚し、2014年11月26日にネット上で「愛と家族を築き上げたい」と交際宣言した。お相手は同じくフィギュア選手で「スペインの貴公子」ことハビエル・フェルナンデス(23)である。
先の12月12日にバルセロナで開かれたグランプリファイナル直前、安藤はツイッターで、〈ハビエル 自国開催のこの地で全ての応援をプレッシャーではなく力に変えられますように〉と愛のエールを送った。
フィギュア界ではハビエルの「度量の大きさ」に賞賛の声が上がっている。フィギュアスケート関係者がいう。
「ハビエルは2008年からの3年間、ロシア人コーチのニコライ・モロゾフ氏に師事していた。当時、モロゾフ氏は同時に安藤さんもコーチしていて、2009年には『週刊ポスト』のスクープで男女の仲だったことが広く報じられた。
安藤さんとモロゾフ氏の深い関係はフィギュア関係者の間で広く知られるようになり、当時10代だったハビエルもわかっていたはず。つまりハビエルは“コーチの元カノ”と付き合っているワケですが、そんなことを気にするそぶりもない。線は細いけど芯のある男だと評判です」
さらに安藤には、父親が誰かを明らかにしていない1歳の娘もいる。
「こちらはモロゾフの後に付き合った南里康晴選手との間にできた子供とされますが、ハビエルはその子のことも自分の娘のように可愛がっている。それだけ安藤さんに惚れているということでしょう」(同前)
安藤が交際宣言で「家族」とまでいっていたように、2人はこの先結婚も視野に入れているようだ。「順調にいけば2018年の韓国・平昌五輪の後に結婚するのではないか」(フィギュアを取材するスポーツライター)との声もある。
唯一の心配があるとすれば、ハビエルが「モテすぎる」ことだ。
「ヨーロッパや在住しているカナダでは、羽生結弦をはるかに上回る女性人気がある。選手である間は日本で暮らす安藤とは遠距離恋愛を余儀なくされるし、浮気されなければいいのですが……」(同前)
平昌まであと3年。長すぎる春になりませんように。
※週刊ポスト2015年1月1・9日号