新春の1月2日と3日、恒例の箱根駅伝が行われる。前回、設楽ツインズが快走した東洋大は別の兄弟エースがチームを引っ張る。3年生の服部勇馬と弟・弾馬(2年)だ。とくに兄・勇馬は駒澤大の主将・中村匠吾(4年)に30kmロードレースで勝利するなど成長著しい。
新潟県十日町市に住む父・服部好位(はっとり・よしのり)さんは2人の走りをこう評する。
「2人とも中学から陸上を始めました。兄の勇馬は努力家で練習も真面目にやり、安定した成績を出すタイプです。弟の弾馬はちょっと手を抜きがちなところがあるけど、それなりの成績を残す天才肌。ただ、諦めが早いから結果にムラがある。努力家の兄の背中を見て練習できる環境があるから、2人で成績を伸ばせているようです。
当日の応援はどうするか悩みますが、勇馬がたぶん2区を走るだろうから3区への中継所の少し手前で応援しようと思っています」
ちなみに服部家では高校2年生の三男も陸上部だ。
※週刊ポスト2015年1月1・9日号