それぞれの家庭に受け継がれるお正月の風景。タレントの大桃美代子さん(49才)が、正月の過ごし方について語った。
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私の故郷、新潟県魚沼市は“ごっつぉ”といって大晦日に一番のごちそうを食べるんです。
年末になると母は車麩とぜんまいの煮物、鮭のあらの昆布巻き、短冊切りの大根とにんじんの煮なますなど新潟の郷土料理を何日もかけて作っていました。
私が上京して驚いたのはなますが煮てなかったこと。いわゆる一般的なお正月料理のなますを覚えたのは結婚していたとき。相手の方のお母様がお料理上手で。しゃきしゃきとしたサラダのようなおいしいなますを教えてもらいました。
とても仲が良くて、一緒に初詣に行ったこともあります。離婚した今でも相手のお母様にはお会いしたいなって思っているんですよ。
※女性セブン2015年1月8・15日号