昨年、週刊ポストで35年ぶりに披露したグラビアが大反響を呼んだ大場久美子(54)。
「10代の頃はとても不器用で、グラビア撮影の時に心底笑えなかったんです」(大場。以下「」内同)
榊原郁恵、アグネス・ラム、石野真子ら笑顔のアイドルが主流だった1970年代後半、ちらりと見える前歯と、いつも影のある表情を見せる彼女は「1億人の妹」といわれスターダムに駆け上がった。
「当時は海外での撮影が多かったけれど、日帰りグアムで10数社が撮影なんていうのも多かったなぁ。とにかく忙しくてマネージャーさんの方が体を壊していったほどです」
その後女優に転身。昨年披露したグラビアは、大きな話題となった。
「今回のグラビアは昨年ダイエットに成功したところにちょうどお話をいただいて挑戦したものです。54歳になっても喜んでいただけるなんてうれしい限りです(笑い)」
ここでは撮り下ろしの未公開カットを、3点紹介しよう。
◆大場久美子(おおば・くみこ):1960年1月6日生まれ。埼玉県出身。身長153cm。B80・W57・H83。1973年劇団に入り子役としてテレビ、CM、映画に出演。1975年『決定版!あなたをスターに』で審査員特別賞を受賞。1975年に「1億人の妹」のキャッチコピーで歌手デビューし、1978年にドラマ『コメットさん』で一躍人気者となる。最新の活動は公式ブログ『大場久美子の“エトセトラ”』で公開。
撮影■YOKO MIYAZAKI
※週刊ポスト2015年1月16・23日号