初著書『バカでも資産1億円「儲け」をつかむ技術』(小学館)が話題となっている元国会議員で実業家、タレントの杉村太蔵さん(35才)。自ら興した商社『杉村商事』社長でもある彼に、お金を貯める哲学について聞いた。
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ぼくは2010 年の選挙落選から4年で、1億円以上の資産を築くことができました。それだけの「儲け」をつかむことができたのは、与えられた仕事をがむしゃらにやってきたから。その一点に尽きます。
社会人1年目は時給800円の清掃員でした。大学を中退し、就職活動で挫折していた当時のぼくにとって、トイレをピカピカに磨く仕事は本当にやりがいがあった。その仕事中、証券会社の重役に声をかけられ、その会社で働く機会を得ました。そこで学んだ株式投資が、落選後、家計の危機を救ってくれました。4年で得た利益は4000万円超。タレント活動も始め、資産は1億円に達しました。
どこに儲けのチャンスがあるかわからない。今パートなどで補助的な仕事をしているかたも同じ。リーダーの仕事を任されるかもしれないし、時給アップしてもらえるかもしれない。そうした気持ちはいつも持っていたいですね。目の前の仕事を一生懸命やらない人に次のチャンスはないというのはぼくの信条です。
※女性セブン2015年1月22日号