井上真央(28才)が主演を務めるNHK大河ドラマ『花燃ゆ』が、1月4日からスタートした。井上は、幕末の志士を支えた吉田松陰の妹・文を演じる。
第2話では、兄・吉田寅次郎(伊勢谷友介・38才)の脱藩によって、姉・寿(優香・34才)は決まりかけていた縁談が破断になり悲しみに暮れた。また、伊之助(大沢たかお・46才)は萩に残していた母親を亡くして落ち込む。そんなふたりを見た文(井上真央)は、伊之助への思いを押し殺しながらも「寿姉さまをお嫁さんにしてください」と懇願する。
同作第2話の山場は、伊之助への思いが溢れた文が泣き崩れるシーン。井上の切ない表情が見る者の心を震わせた。
昨年8月にクランクインした同ドラマ。撮影現場では井上が周囲にちょっとした感動を与えるという“井上マジック”が巻き起こっている。
「井上さんは役柄同様、妹キャラで、決して現場の先頭に立ったり仕切るタイプではないんですが、さらりと人を感動させてしまう。例えば伊勢谷さんがクランクインした日、井上さんは撮休だったんですが、撮影現場に来ちゃったんです。みんながびっくりするなか、彼女は“だって、お兄ちゃんの初日だから”って平然と答えたんですけど、伊勢谷さんはすごく感動していましたね」(番組関係者)
また、文の兄・梅太郎を演じる原田泰造(44才)とのこんな話も。
「井上さんはスタジオの冷蔵庫に、自分で食べるためのチョコレートを常備しているんですが、原田さんがそうとは知らず食べてしまったことがあったんです。原田さんは他の人からそのことを聞いて申し訳ないと思い、後日井上さんにチョコレートを買って行ったんですよ。でも井上さんは逆に恐縮しちゃって、原田さんにお気に入りのチョコレートをプレゼントしたそうですよ」(芸能関係者)
井上はこんな性格ゆえ、一度親しくなった友人とは、深いつきあいになる。彼女の代表作のひとつ、ドラマ『花より男子』(TBS系)の共演者である、嵐の松本潤(31才)や小栗旬(32才)とは今もたびたび“花男飲み”をしている。
「ああ見えて井上さんは肉食女子だから、焼き肉やしゃぶしゃぶ、もつ鍋を食べに行くことが多いんですよ。いまだに互いの誕生日を祝い合ったりしていますし、本当に気の合う仲間なんでしょうね」(テレビ局関係者)
2013年1月に、ハワイ・ラナイ島で行われた小栗と山田優(30才)の挙式には、井上も松潤も出席。この時井上は、山田からのブーケトスをゲットしたという。
※女性セブン2015年1月29日号