15年間『スーパーニュース』(月~金・夕方4時50分~。フジテレビ系)でメインキャスターをつとめた安藤優子(56)が、4月から午後の2時間番組を担当することになった。
この異動には様々な憶測がとんでいるなかに、安藤がいずれは政治ジャーナリストとして本格復帰することを望んでいるのでは、との見方もある。ある自民党関係者は、ジャーナリストとして政治に関われば、その後は「政界転出」の可能性も高いと指摘する。
「国政選挙や都知事選のたびに出馬が取り沙汰されるように、彼女の知名度は永田町で重宝される。実績から考えても、(元テレ朝アナウンサーの)丸川珠代(参議院議員)あたりより票は集められる。
舛添要一都知事がそうであったように、介護問題に強いというアピールは老人票、主婦票を獲得する上でもプラス。彼女ほどいいタマ(候補)は他に考えられない。今後も各党からアプローチはあるはずだ」
60歳という「節目」まであと4年。華麗なる転身を決断するかはわからないが、どんな道にせよキャリアアップのために、この春から負けられない戦いが始まる。
※週刊ポスト2015年1月30日号