いま「女に嫌われる女」筆頭株に挙げられているのがフィギュアスケーターの安藤美姫(27)だ。
テレビ出演やイベント出席が報じられるたびに女性たちからは「顔も見たくない」「女の嫌なところすべてを持ち合わせている」など辛辣な言葉が投げかけられる。昨年、“嫌われ女王”に君臨した矢口真里から完全にその称号を奪い取った格好だ。
「元日にインターネット上で恋人のスペイン人フィギュアスケーター、ハビエル・フェルナンデスと1歳の愛娘の3ショット写真を公開したことが致命的でした」(テレビ局関係者)
2013年4月にシングルマザーになって以来、安藤は長女の姿をひた隠しにしてきた。また、長女の父親ともいわれた元フィギュアスケーターの南里康晴についても口を閉ざしてきた。
「安藤は『誘拐が心配だから』と娘の顔は露出厳禁としてきたのに、ハビエルが恋人になった途端に見せびらかすような行動は理解でできない。トップスケーターの彼氏を自慢したいだけでしょう。
写真公開も彼とのツーショットでいいはず。娘の存在を露出することでハビエルとの結婚への布石と、いい母親もしていますというアピールが透けて見えてしまいます」(女性芸能ジャーナリスト)
というのが代表的な女性の評判なのだという。
そして火に油を注いだのが、一連の批判に対しての反論だった。「嫌いな人は見なければいい」「私の人生は私のもの、あなたのものではない」と自らのSNSで展開したことが、さらなる批判を招いてしまった。
それにしても、世の女性たちの反応は男たちからは過剰にも映る。恋愛コラムニストの内埜さくらさんはこう分析する。
「他の人が同じ行動をしてもそこまで批判は受けないでしょうが、安藤さんだと違う。
理由の1つは彼女が“普通の美人”だということ。女性は絶世の美女には無条件降伏しますが、安藤さんが世界トップクラスの男性を捕まえたことにえも言われぬ気持ちがある。
また、幼子を抱えながらの恋愛は主婦層には許しがたい。1歳の子育て中といえば恋愛などもってのほか、女らしさを保つことだけでも精一杯。そんな時期に女としての艶めかしさが香り立つ彼女に嫌悪感を抱いてしまうのではないでしょうか」
女の目はげに恐ろし。
※週刊ポスト2015年1月30日号