2006年7月に当時17才だった少女に対する淫行問題で吉本興業を解雇され、芸能活動を休止していた極楽とんぼ・山本圭壱(46才)が1月19日、下北沢駅前劇場で8年半ぶりの復帰ライブを行った。劇場定員約100人に対して、1万6612人の応募があり、倍率は約160倍のプラチナチケットとなった。
「山本圭壱お笑いライブ、始まります!」
こう開会宣言した山本は丸刈り頭で登場。観客の「お帰り~」の声に涙も見せた。
「羽生結弦選手や浅田真央ちゃん、西野カナさんのものまねネタなどを披露してくれました。全然ブランクなんか感じない面白いライブでしたよ」(観客の1人)
ライブ中には相方・加藤浩次(45才)や淳などをイジる場面も。
「山本さんは“加藤来ねーよ!”とか“淳からはデッカい花が届いたけど、来ないってことじゃねぇかよ!”と自虐的に話して笑いをとってましたね」(前出・観客)
ちなみに女性セブンはライブ開始前に劇場近くで淳が移動の際に使用する車を発見。もしかしたら気になって近くまで様子を見に来ていたのかも!?
そんな会場の盛り上がりをよそに、劇場の外は物々しい雰囲気だった。
「大勢の報道陣、野次馬、そして通行人など、人でごった返して歩くことが困難な状況でした。最後は収拾がつかなくなり、ついには警察も出動するほどでした」(居合わせた近所の住民)
大パニックに陥った下北沢駅前。ライブ終了後、山本が姿を見せると、さらに混乱はヒートアップ。電車に乗るため、山本が駅構内に入ると、駅の中でも「押すな!」「カメラは改札内に入るな!」といった声が飛び交った。
とはいえ、見事に“復帰”を飾った山本。気になるのは今後についてだ。
「正直、吉本興業としては、現時点で事務所に復帰させるつもりはないようです。ただ、事務所の功労者である加藤さんが“いつか2人でやりたい”と言っている以上、その意向を無視するわけにはいかない。山本さんがピンで実績を積んでいって、もっと待望論が高まれば、コンビ復活も見えてくるんじゃないでしょうか。ただテレビの視聴者などの山本さんへの拒否反応は根強いだけに、なかなか険しい道だと思いますよ」(テレビ局関係者)
※女性セブン2015年2月5日号