芸能

父子演じる西島秀俊と香川照之 塩ラーメンで契りを交わす

「親子をやるために、今までの共演があったのではないか」

 香川照之(49才)は2012年『ダブルフェイス』、2014年『MOZU』(ともにTBS系)に続き、西島秀俊(43才)との共演が決まって、こんなことを共演者に語ったという。1月18日にスタートした新ドラマ『流星ワゴン』(TBS系)で香川と西島が初めての“父子”役を演じることで話題を呼んでいる。

 会社をリストラされ、妻からは離婚を突きつけられ、息子の家庭内暴力に悩み、「もう死んでもいい」と感じていた西島演じる主人公・永田一雄が人生をやり直すために、不思議なワゴンに乗って、過去を旅する物語。そこで出会ったのは、自分と同じ年齢の姿で現れた父・忠雄(香川)だった──。

 西島と香川といえば、これまでは敵対する役を演じることが多かったのだが、今回は“父子”。当然、違和感があると思いきや、西島はあるインタビューでこう答えている。

《やってみたら違和感がまったくなくて、香川さんにも「違和感あります?」って聞いたら「ない」とおっしゃっていて(中略)いまは息子としてずっと一緒にいて、横顔とか似てきましたし、休憩時間も甘えています(笑)》

 また別のインタビューでは、西島はこんなことも語っている。

「香川さんとは3年間ぐらい毎日、同じ物を食べてます」

 今ではプライベートでも、本当の親子並みに一緒にいることが多いという西島と香川。そんな“父子”が同ドラマのクランクイン前に訪れた人気ラーメン店があった。それは東京・代官山にある「塩ラーメン」がウリの店だ。

 都内に数店舗構える同店は、かつて沢尻エリカ(28才)もバラエティー番組で“よく通う”と紹介したこともある。

「そのラーメン店は、香川さんが月に数回通うお気に入りなんです。特に大量の鶏ガラとゲンコツ、ネギを圧力寸胴で短時間で抽出した熟成塩ラーメンが大好物みたいで、それをどうしても西島さんに食べさせたいと連れて行って、ご馳走したそうです」(テレビ局関係者)

 ちなみに同店では、テーブルに「とろろこんぶ」、「ラー油」などの調味料が並んでいて、自分好みのカスタマイズが楽しめる。塩ラーメンをすすりながら“父子”の契りを結んだふたりの『流星ワゴン』から目が離せない。

※女性セブン2015年2月5日号

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