銀座でホステスのアルバイト歴がある、という理由で日本テレビから内定取り消しを受けていた東洋英和女学院大4年の笹崎里菜さん(22)が起こした訴訟は和解が成立し、笹崎さんは4月入社を勝ち取った。だが、この騒動はまだ終わっていないようだ。1月26日発売の週刊ポスト(2月6日号)では、日テレ関係者の「(内定取り消し騒動に際して)局側はホステス歴もさることながら、笹崎さんの私生活面に心配をしていたようだ」とのコメントを紹介したうえで、ネット上に流れていた笹崎さんの写真などについて報じている。
掲載されている写真はネットの写真投稿サイトで一般公開されていたもので、笹崎さんの大学の友人と思われる学生が投稿していたフォトアルバムのなかの1枚のようだ。
現在は閉鎖されて閲覧できないこのアルバムには笹崎さんと恋人とのラブラブなLINEのやり取り画面まで投稿されていた。また、笹崎さんの20歳の誕生日(2012年4月18日)の約半年前となる2011年10月にアップされたとされる写真と書き込みには、〈昨日の飲み楽しすぎた。久々…〉というコメントとともに、笹崎さんらが顔を寄せ合うプリクラもあった。
日本テレビが内定を取り消した理由は「清廉性」だったが、未成年時の飲酒となると「違法性」の問題になる可能性もある。
日テレ側がこの件を把握していたなら、むしろホステスのアルバイトよりこちらを理由にすれば取り消しにも多少の筋は通ったはずだ。そうしていないなら、やはりこれは“未知の問題”なのか。同誌は、日テレとの訴訟に深く関わった人物や、日テレにも見解を取材している。