今クールの初回視聴率でトップを飾ったのは月9ドラマの『デート~恋とはどんなものかしら~』(フジテレビ系)だ。
「前髪パッツンと頭の真ん中につけた大きな花飾りがヒロインのトレードマークなんですけど、両方とも演じている杏ちゃんから提案されたアイデア。天然っぽい杏ちゃんですけど、役作りで気付いたことはノートにギッシリと書き込むほど、まじめで勉強家です」(ドラマのスタッフ)
杏(28)が演じるのは、東大大学院卒、内閣府に勤務する“恋愛不適合者”の堅物リケジョの主人公・依子。結婚相談所で知り合った男性に開口一番「生殖能力は正常ですか? 若干先走ったことを質問しているのは自覚しておりますが、やはり、大事なことだと思いますので」「仮に勃起力に難があったとしても(中略)健康な精子さえお持ちであれば問題ありません」と滔々と語る依子のキャラクターがウケている。
「研究熱心でストイックな杏ちゃんにピッタリのハマり役なんですけど、長セリフが多いのが大変。第1話には台本17ページ分のセリフがあって、そのシーンはリハーサルだけで5時間もの長丁場。杏ちゃんは『初めて顔が筋肉痛です』っていってました」(同前)
※週刊ポスト2015年2月6日号